送り迎えは必須です。

日中の明るい時は良いのですが、夜は送り迎え絶対です。それを言うと、良いご両親だなんてよく言われて、羨ましがられます。大事にしてくれてるのも分かるし、感謝はしてます。けど、これが成人しても変わらないのだと思うと重すぎる。居酒屋でバイトしている身なので帰りが遅くなる事が多々あります。今は年末年始であるからより一層忙しく、こないだはラストまで残りました。閉店時間が2時ですが、必ずしも2時に終わるわけでもなく、そこから片付けをしますので1時間、2時間残業することになります。その時は初めてのラストでしたが、終わったのが4時。母親には事前連絡を入れてラストに急遽なったことを伝えていました。2時になって、「そろそろ終わりか」メールが入っており、3時半には「遅くないですか。片付けに1時間半もかかるんですか。」と怒られました。事実かかっていたのだからどうしようもないです。すぐ返事をしましたが、母親には結局「迎えどうするの。」と判断を委ねられました。ラストになるので母親には事前に、「寝ててもいい。お店に送ってもらうこともできるから。」と伝えてあります。「遅くなるんだったら起きてる。静かに迎え行く」と母親が自ら言ってました。それなのにこの判断を委ねる行為はなんでしょう。結局彼氏に送ってもらいました。

こういうことが多々あります。送り迎え制度が本当に邪魔です。帰りたいと思った時に帰れないのですから。迎えを待つ時間が嫌いなので早く帰りたいのに歩いて帰ると怒られる。理不尽の極み。チャリで行くのも許されない。もう意味がわからない。

送ってもらう時も、母親が準備をできていなければ待たなければいけない。そしたら遅刻をすることもあります。なんで？

これのどこが羨ましいのかむしろ皆さんに問いたいです。

兄が関西に行ったことで父親は寂しく、頻繁に兄の心配をするようになりました。月に何回も、多い時は週に1回以上兄の安否を確認します。「お兄ちゃん元気？」「お兄ちゃん生きてる？などなど、心配します。分かりますよ、離れてしまったことの寂しさも、純粋に息子の心配する気持ちも。でも、その反動で私は関東以外の大学を許してもらえませんでした。家を出てみたい気持ちがあったので関西の大学を試しに書いてみたら凄く渋い顔をされ、却下されました。昔からやりたいことをやってと言っていた父親が。遠い場所を尽く許してくれませんでした。関東内でも家から通いにくいところは渋い顔をしました。それはでもある程度偏差値の高いところであれば、喜びます。学歴と実家通い重視。大学を選ぶのが苦でした。

兄は出てみたかったから家を出た、私はその反動がきて制限された。男女の違いもあるのだろうが、理解し難い。私は少し衝撃を受けました。

兄が出てから5年ほど経ちますが、今日までの5年間家族としての形態が色々変わりました。

父親が度々行うダイエット、糖質ダイエットだとか色々試して走りに行ったり、それでも最初は食卓で食べたり、リビングで過ごしたり、話す機会が多かったんですよね。1年ほど前から食卓で食べるのではなく、自分でご飯を用意してキッチンで立食、済んだら部屋にこもるようになりました。母親はその間食事を作れないと愚痴をこぼしたりします。私は孤食が増えました。親が家にいるのに、母親はリビングにいるのに、私は一人でご飯を食べてます。

なんででしょう。

去年の秋頃から母親がパートを始めたので、実質共働きです。母親は店が忙しくて残業続きです。なので、私は自炊することも多々あります。でも、それとこれは話が違うんですよ…。まあ、たた私が寂しいだけなんですけど。だってご飯は人と食べた方が美味しいですからね。

そんな食事の風景を父親は自ら「ルームシェアみたいだね」て言ったそうです。家族でルームシェアだなんて笑えない冗談をどうもありがとう。私は未だに絶句してます。ルームシェアだと言いながら、私をルールで縛るぐらいなら解放してくれないですか。